ハイレベルな戦い! 第47回全国トラックドライバー・コンテスト
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レポート
全日本トラック協会が主催するトラックドライバーの祭典「全国トラックドライバー・コンテスト」が10月24日、25日の2日間にわたって、茨城県ひたちなか市にある「自動車安全運転センター安全運転中央研究所」で開催された。通称「ドラコン」も今年で第47回目。地方予選を勝ち抜いてきた選手たち総勢140名が熱い戦いを繰り広げた。
今年は総じてレベルが高く、初日に行なわれた学科競技では400点満点が4名、実科競技(日常点検、簡易コース走行、隘路走行、スラローム走行)では200点満点が77名に及んだ。2日目は実科競技で最も難関の後退でのスラローム、S字走行、車庫入れを連続して行なう課題走行であったが、400点満点中、399点が2名出るなど、見応えのあるかなりハイレベルな戦いとなった。
第47回全国トラックドライバー・コンテスト部門優勝者
●4トン部門
福岡県代表 矢野修平(日本通運)、998点
●11トン部門
千葉県代表 渡邊貴夫(日通千葉貨物運送)、999点
●トレーラ部門
群馬県代表 田中章路(日通太田運送)、983点
●女性部門
北海道代表 鈴木雅惠(日立物流ダイレックス)、936点
なお各部門総合の最優秀者に贈られる「内閣総理大臣賞」は11トン部門で1000点中、999点という脅威的な数字をたたき出した日通千葉貨物運送の渡邊貴夫選手が獲得した。
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