リトルモンスター 日野チームスガワラの挑戦
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レポート
最近、もしかして自分は晴れ男なのではと思っちゃうくらいに取材日が好天に恵まれるのだが、今日も例によってピーカンの晴れ模様となりました。12日、日野チームスガワラは、参戦が決まっているラリーモンゴリア2014(SSERオーガナイゼーション主催)参戦車両のシェイクダウン走行会(テスト走行)を茨城県常陸大宮市にある日野自動車茨城テストコースで実施した。
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そもそもラリーモンゴリアとはなんぞや? ラリーファンには説明するまでもないだろうが、同大会は、モンゴルのゴビ砂漠を舞台に行なわれるラリー大会。モンゴルのゴビ砂漠を舞台に競われ、全8ステージの総走行距離は約4000kmにおよぶ。2015年1月開催予定のダカールラリー2015出場を控える日野チームスガワラにとっては、車両テストの意味合いも大きい。今回の参戦車両はダカールラリー2014大会で菅原義正が運転した日野レンジャー1号車をベースに、課題とされた足回りを大幅に変更。ダカールラリー2014にて、チームはエンジン出力をアップさせた1号車後輪をテーパーリーフサスペンションに変更した。これは走行スピードの上がった1号車に「しなやかさ」を持たせることには成功したが、そのいっぽうでアクスルバランスなどに課題を残した。今回は前後にテーパーリーフサスペンションを与えるとともに、各課題の改善を図った。そして今回ラリーモンゴリア2014で実践テストを行ない、得られたデータを新型車両開発にフィードバックする計画だ。
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ドライバーは菅原照仁、ナビゲーターは杉浦博之が努める。シェイクダウンではオーバルコースでの高速走行や悪路、泥場で競技車両の手応えを確かめた。今年は日野自動車の技術者(日野自動車技術研究所員)がメカニックとして派遣され、初の3名体制でのぞむことになった。
ダカールラリー2015も1号車に新しいメンバーが加わるなどニュース満載。みんなで応援しよう! ラリーモンゴリアの開催日は8月10日。レース結果と車両の詳細などは次号フルロードをお楽しみに。ちなみに菅原義正はスズキ・ジムニーで参戦する(チームAPIO)。こちらも注目だ!(文中敬称略)(SN)
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