ディーゼル塵芥車とほぼ変わらない能力
バッテリー交換式EV塵芥車のベースは、いすゞの小型EVトラック「エルフEV」のハイキャブ・ホイールベース2490mm・高床3トン積シャシー(NMR48AM)で、着脱可能な構造へ改めた高電圧バッテリーパック(容量22.3kWh)を、シャシー左右に1基ずつ計2基を搭載する。車両総重量は6.7トン。
バッテリーパックの本体(リチウムイオン電池)や出力110kW(150PSに相当)のモーターはベース車と共通で、架装物へ動力を供給する「ePTO(電動パワーテイクオフ)」をキャブ後方に搭載している。
家庭ごみ収集という用途から、塵芥装置は回転板式を架装する。同市の家庭ごみ収集用塵芥車は、キャブ直後方に「不燃ごみ回収ボックス」を搭載するのが特徴だが、EV塵芥車ではその位置の左側にePTOを搭載するため、不燃ボックスは右側にのみ小容積型を搭載する形となっており、かわりに後部テールゲート上部にバスケットを新設して、積載スペースの減少を補っている。
塵芥装置の荷箱サイズは2トン積ディーゼル車と同等、最大積載量は1900kgで約100kgの減少になるものの、家庭ごみ収集では概ね充分と考えられている。


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