小型から大型まで全セグメントでプラットフォーム統合
事業説明会では、統合プラットフォーム第1弾の生産を年内にも開始するとともに、具体的な時期こそ明らかにしなかったものの、以降、海外向け中型トラック、国内外向け小型トラック、そして大型トラックを、統合プラットフォームとする方針を発表した。2032年度には目標販売台数の85%以上(23万8000台)が統合プラットフォームで占められる予定という。
これが同時に、原材料費や部品調達費、物流コストなどの変動費削減(32年までに8~10%減)につながり、営業利益を4%改善する。これは1100億円相当のシナジー効果になるとしている。
年内に生産開始する統合プラットフォーム第1弾が、小型EVトラックと国内向け中型トラックだ。前者は、三菱ふそう「eキャンター」を日野ブランドでも供給し、後者は日野「レンジャー」を三菱ふそうブランドでも供給するものになる。
第1弾は事実上、既存モデルのOEM供給となるが、前述の国内外向け小型トラック、大型トラックは、現行車のモデルライフからみて日野・三菱ふそうともに次期型になるものと考えられる。その場合、本格的なシナジーの結晶となりそうだ。
販売体制については、これまで総合トラックメーカーとして強いプレゼンスを有してきた日野と三菱ふそうのブランド、そして販売・サービス網を引き続き維持し、それぞれの持ち味を活かしつつ競合する関係を、今後も継続していくとしている。

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