スマートトラフィックアイブレーキが新基準適合

クオンが搭載しているADASの一つ「スマートトラフィックアイブレーキ」(衝突回避支援/衝突被害軽減ブレーキ:AEBS)では、性能向上が図られており、継続生産車としては適用開始の2年前倒しで、歩行者に対する緊急制動要件の法規改正(UN-R131-02:AEBS02シリーズ)に適合している。
※UN-R131-02法規では、静止車両への衝突試験において「衝突しないこと」の速度要件が車速70km/hに引き上げ(プラス20km/hアップ)、また横断歩行者に対する試験(車速20km/h走行時に歩速5km/hの横断歩行者と衝突しないこと)が新たに加わっている。
また、現時点では国内法規において車両総重量3.5トン超重量車に対する排ガス粒子数規制(PN規制)はないものの(ただし3.5トン未満車に対する国内法規制は施行済み)、欧州Euro-VI規制に適合する粒子数(国内導入の際は欧州規制に準じる内容と考えられている)を達成しているほか、車載式燃料・電力消費等測定装置(OBFCM)規制や後退時警音装置規制(UN-R165)などへも適合させた。
車型バリエーションは25年型を継承
2026年型の車型バリエーション展開は、基本的に今年4月から供給してきた2025年型を踏襲する。この25年型から、UD上尾工場製の単車型7段マニュアル(MT)車の供給が終了しており、12段MT車とCW融雪剤散布車用7段MT車以外は、すべて12段エスコット車となった。ただしセミトラクタ車型は、引き続き7段MTと12段MT、そして12段エスコットを設定している。
なお、上尾工場製の単車型7段MT車の後任モデルとして、いすゞ藤沢工場製のギガ7段MT単車型をベースとしたUDブランド車の展開を25年3月から開始、こちらは12月3日に一部改良(25.0型)を実施している。
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