ジャパンモビリティショー2025開幕! 初公開のトラック・バスたちをイッキに大紹介する!!

ワイ・エンジニアリング:超重量物運搬用トラクタを導入!

 国内でメルセデスベンツ・トラックスの特殊モデル「ウニモグ」「エコニック」を供給しているワイ・エンジニアリングが、超重量物運搬用トラクタ「SLT」の取り扱いをスタート。モビショーで同社が取り扱う第1号車となる「メルセデスベンツ アロクスSLT」を初公開しました。

【参考出品車】メルセデスベンツ アロクスSLT
 メルセデスベンツ・トラックスの特殊シャシー部門CTT(カスタムテーラードトラック)によって、ヘヴィデューティ大型トラック「アロクス」の6×6シャシーを超重量物運搬用途に『純正改造』したもの。630PSエンジンと16段AMTの間にフォイト製の「ターボリターダークラッチ」を組み込み、かつ連携制御する専用パワートレーンシステムを構築、連結総重量120トンを超える重量物輸送のドラビリを画期的なレベルで向上させた。シャシーの強化とともに前1軸×後3軸の8×6駆動(前輪と後2軸が駆動する)に改造、キャブバックにはパワートレーンを強力に冷却するためのクーリングタワー(オプション)を搭載している。

ワイ・エンジニアリング メルセデスベンツ アロクスSLT
ワイ・エンジニアリング メルセデスベンツ アロクスSLT

BYD(比亜迪):日本の小型トラック市場もBEVで参入!

 中国の大手BEVメーカーとして知られるBYDは、すでにバスと乗用車で日本市場進出を果たしていますが、なんとモビショーで新開発の小型BEVトラック「T35」を世界初公開。ついに小トラ市場へも駒を進めます。

【参考出品車】T35
 日本市場専用に開発された小型BEVトラック。車両総重量3.5トン未満と、普通免許で運転できるキャブオーバートラックで、シャシー下に容量62kWhのリチウムイオン電池を搭載、最大積載量1トン超でWLTCモード航続距離250kmを確保するなどかなり高性能である。サイドミラーや運転席装備など日本独特のニーズを取り込んでいるのも印象的。2026年春からの販売を予定しており、日本の車体メーカー製の平ボディとアルミバンを架装した完成車を設定するという。価格は800万円クラスとすることも明らかにしている。

BYD T35
BYD T35

Kia(起亜):双日が小型BEV商用バンを来春発売!

 韓国第2位の自動車メーカー・キアが開発を進めている次世代BEV商用車「PV5」を日本初公開しました。双日の子会社Kia PBVジャパンが2026年春から販売をスタートする予定で、商用モデル、乗用モデル、車いす乗降モデルの3タイプを展示しています。

【参考出品車】PV5カーゴ
 新開発のPBVプラットフォームを活用した商用パネルバン。車両サイズは全長4695mm×全幅1895mm×全高1899mmでフィアットデュカトよりやや小さく、アルファードに近い。荷役性に優れた低床フロアとリア観音ドアを備えており、バリエーションとして標準ルーフとハイルーフを設定する。

キアPV5カーゴ
キアPV5カーゴ
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