SDGsに向け今年も5月28日からNEW環境展開催!! 今回はいすゞと日野が揃い踏みで出展!

SDGsに向け今年も5月28日からNEW環境展開催!! 今回はいすゞと日野が揃い踏みで出展!

 今年も5月58日から3日間、東京ビッグサイトで「2025NEW環境展」が開催される。

 NEW環境展は 「環境ビジネスの展開」をテーマにしたBtoBのビジネス展だが、静脈物流などという言葉があるようにゴミ収集車を中心にトラックの出展も多く見られる展示会だ。

 しかも今年は、いすゞ自動車と日野自動車が揃い踏み! 果してどんな出展をするのか!?

文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真・イラスト/いすゞ自動車・日野自動車・フルロード編集部

いすゞは2台のEVでカーボンニュートラルの未来を提案

SDGsに向け今年も5月28日からNEW環境展開催!! 今回はいすゞと日野が揃い踏みで出展!
2025NEW環境展のいすゞブースイメージ

 初出展のいすゞ自動車は、「お客様といすゞが共に創るカーボンニュートラルの未来」をテーマに、「エルフEV」塵芥車、「エルフミオEV」資源回収車の実車展示をはじめ、カーボンニュートラル(CN)実現に向けたいすゞの取り組みについて紹介。

 実際にEV塵芥車の積み込みデモンストレーションを実施するほか、ディーゼル車両のバッテリーEV(BEV)化のメリットが一目でわかる「EV導入シミュレーション」体験コーナーを用意。

 ユーザーが日頃使っているディーゼル車両の使用条件をシミュレータに入力することで、BEV化した時の運行成立性、CO2排出量の削減効果、そして充電のコストをその場で試算して可視化する。

 パネル展示によるユーザー導入事例の紹介とあわせて、ユーザーの最適なEV運用を提案するためのいすゞの取り組みについて、詳しく見ることができる。

日野はITソリューションを駆使しカーボンニュートラルの実現に貢献

SDGsに向け今年も5月28日からNEW環境展開催!! 今回はいすゞと日野が揃い踏みで出展!
2025NEW環境展の日野ブースイメージ

 日野自動車は、2023年のNEW環境展にカヤバ工業と共同開発した街路樹などの剪定で発生する枝を粉砕・運搬する「タウンビーバーF」を出品している。

 2年ぶりとなる今回は、日野のITソリューションカンパニーである日野コンピュータシステムと共同出展する。

 主な出展内容は、ごみ収集業界向けソリューションの「GOMIRUTO(ごみると)」と、日野コネクティッドデータサービスだ。

 GOMIRUTOは、ごみ収集に関わるさまざまな情報をリアルタイムに記録・伝達することで、業務の効率化と品質向上を実現する日野のソリューション。収集現場の人手不足や高齢化に悩む事業者、自治体への支援を通じて、地域のごみ収集を支え、持続可能な循環型社会の実現に貢献する。

 いっぽう、日野コネクティッドデータサービスは日野のコネクティッドサービス「HINO-CONNECT」を活用した水素ステーションの需要予測やCO2排出量を可視化する日野コンピュータシステムのサービス。車両の水素化や輸送の脱炭素化支援を通し、カーボンニュートラルの実現に貢献する。

 なお、「2025NEW環境展」は、5月28日~5月30日、東京ビッグサイト東展示棟および屋外会場で開催。時間は、午前10時~午後5時(最終日は午後4時)。今回より「完全事前登録制」となり、事前登録により入場料は無料となる。併催の「2025地球温暖化防止展」も見ることができる。

【画像ギャラリー】いすゞと日野が出展する2025NEW環境展(3枚)画像ギャラリー

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