無人トラックはサプライチェーン自動化の一部
コディアック・ドライバーを搭載するロボトラックは、デューン・エクスプレスからアトラスの顧客まで砂を運ぶ予定で、アトラスにとって砂輸送のサプライチェーン全体を自動化するという戦略の一部となる。
自動化を通じてロジスティクスはより安全で、より効率的で、より信頼できるものになるといい、公道を多頻度で走行する大型トラックの台数を大幅に削減する。
アトラスのCEO、ジョン・ターナー氏のコメントは次の通りだ。
「無人トラックを業務に組み込むことは、弊社の業務を自動化する上で大きな前進です。お客様にとって最良の価格で、安全かつ信頼性の高いサービスを提供するために、根本的な部分が強化されました。
2台のロボトラックがセミトレーラ100台分のプロパント輸送に成功し、私たちは無人トラックを商用運行する最初の企業になりました。これは、パーミアン盆地の険しい地形と砂ぼこり、そして酷暑の中で革新と自動化を推進するという弊社独自の取り組みを体現するものです」。
アトラスによる無人運行開始に先立ってコディアックは、同社の運行領域内での安全性を実証する包括的評価「セーフティ・ケース」を完了している。2024年12月に納車された2台のトラックは、12月18日にサービスを開始した。
これはコディアックにとっても無人トラック商用化にむけたロードマップの第一段階にあたり、次のステップとして高速道路を使った長距離輸送向けにセーフティ・ケースを拡大するという。
ロボトラックにはコディアックの第6世代プラットフォームを特徴とするコディアック・ドライバーが搭載される。安全のための人間のドライバー(セーフティ・ドライバー)を乗せずに運行するため、システムに冗長化コンポーネントが組み込まれているそうだ。
【画像ギャラリー】商用運行を開始したコディアック/アトラスの無人トラック(16枚)画像ギャラリー
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