バブル景気に沸いた80年代後期。トラック業界は物流需要の増大により、トラックが飛ぶように売れ、今とはニュアンスが異なるドライバー不足も深刻化していた。
そんな空前の好景気とともに始まった平成(1989〜2019年)だが、平成3年になるとバブル経済が崩壊。以後、日本は長期にわたる経済の停滞・低成長期に没入していき、平成31年にその30年の歴史に幕を下ろした。
今、時代は令和へ変遷したが、あらためて平成という時代はトラック業界にどのような変化をもたらしたのか? 同時代のほとんどをトラックドライバーの視点で過ごしたトラックジャーナリスト長野潤一が、平成のトラック輸送の歴史を振り返る。
文/長野潤一、写真/長野潤一、トラックマガジン「フルロード」編集部
*2019年6月発売「フルロード」第33号より
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