むかしは良かった……とは一概に言い難い!? ドライバーの視点で振り返る平成と歩んだトラック輸送の歴史

むかしは良かった……とは一概に言い難い!? ドライバーの視点で振り返る平成と歩んだトラック輸送の歴史

 バブル景気に沸いた80年代後期。トラック業界は物流需要の増大により、トラックが飛ぶように売れ、今とはニュアンスが異なるドライバー不足も深刻化していた。

 そんな空前の好景気とともに始まった平成(1989〜2019年)だが、平成3年になるとバブル経済が崩壊。以後、日本は長期にわたる経済の停滞・低成長期に没入していき、平成31年にその30年の歴史に幕を下ろした。

 今、時代は令和へ変遷したが、あらためて平成という時代はトラック業界にどのような変化をもたらしたのか? 同時代のほとんどをトラックドライバーの視点で過ごしたトラックジャーナリスト長野潤一が、平成のトラック輸送の歴史を振り返る。

文/長野潤一、写真/長野潤一、トラックマガジン「フルロード」編集部
*2019年6月発売「フルロード」第33号より

最新号

【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

今号では、昨年2月中旬から出荷を再開した日野プロフィアの2024年モデルに試乗。燃費性能と安全性能もアップし、新設計AMTで走りも別モノに進化した新モデルの実力に迫ります。また、「だれでもトラック」いすゞエルフミオEVの公道試乗を実施。AT限定普通免許で運転できるEVトラックの魅力をお伝えします。大好評の「働くクルマの大図鑑」は、飲み物を運ぶその究極のカタチ「ボトルカー」を特集しました。ボトルカーの構造から製造工場のレポート、知られざる歴史、さらにはeキャンターのボトルカーの試乗レポートまで盛りだくさんの内容になっています。