遮熱塗装で夏場の屋内温度が10.5度低下!? UDトラックスが部品センターの作業環境を改善

持続可能な物流・社会の実現に向けて

 倉庫内には冷気暖気が行き届くような冷暖房機器は設置しておらず、中で働く従業員にとって夏場の作業は熱中症のリスクを伴うものだった。

 遮熱塗装施工後は、「体感温度が下がり、出社するのが楽になりました」という従業員の声があった。また、断熱・防水・防錆・防汚効果も併せ持つ真っ白な塗装による美観回復は、作業環境改善のみならず従業員のモチベーション向上にも繋がったそうだ。

 さらに、部品センターにおけるCO2排出量の削減のため、倉庫内照明のLED化、電動フォークリフトの採用、グリーン電力への切り替えなどの取組を進めているほか、将来的にはソーラーパネルの導入も検討している。

 また、UDトラックスがいすゞ自動車のグループ企業となったことで、地理的に近いいすゞ(いすゞロジスティックス株式会社)・岩舟グローバルセンターとの共同運送によるCO2排出量削減、および物流の効率化にも取り組んでいる。

 UDトラックスは「日本の商用車メーカーでサステナビリティリーダーになる」ことを目標とし、持続可能な物流と社会の実現に貢献するため、とりわけ喫緊の課題である環境課題に関する取り組みを促進している。

【画像ギャラリー】倉庫の美白!? 遮熱塗装を施したUD群馬部品センター(3枚)画像ギャラリー

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