企業システムとの連携で物流のデジタル化をめざす! いすゞのMIMAMORIがフルチェンジ!

インターフェースのデザインも一新

 GATEXは、新「MIMAMORI」と、いすゞの稼働支援サービス「PREISM(プレイズム)」のほか、富士通・トランストロンの汎用FMS「ITPウェブサービス」も利用している。そのため「MIMAMORI」「PREISM」と「ITPウェブサービス」は相互連携が可能で、同一の画面上で車両管理も行なえる。

 また、新「MIMAMORI」は、ITPウェブサービスをベースに、従来「MIMAMORI」に実装されていた機能(ジオフェンス機能、DPD/DTC表示機能、エコドライブトレーニング機能、省燃費レポート機能など)を独自に追加した面もあり、操作性やデザインなどのインターフェースは、ほぼ共通となっている。

 併せて「PREISM」の専用ウェブ画面が一新され、PREISM搭載の全保有車両のコンディションをリアルタイムで確認可能となり、車検や定期点検のタイミングも一覧表示できる。

3タイプのMIMAMORI

 新「MIMAMORI」は、ベーシックなスタンダードサービス(有償)を基本に、動画ドラレコサービス、動画ドラレコ+商用車ナビサービスを追加オプションとして設定する。

 また、対応車種は、「2022年型ギガ」、「いすゞPEISM対応モデル」、「PREISM非対応モデルおよび他社製トラック・バス」の3種に分けられる。
 
 22年型ギガでは、サービス加入で、標準装備のタッチパネル式7インチ・センターディスプレイにバージョンアップパックを組み合わせることで、「MIMAMORI」に対応できる。追加オプション選択時は、別体のアップグレードデバイスを装着する。

 「いすゞPEISM対応モデル」と「PREISM非対応モデルおよび他社製トラック・バス」は、MIMAMORI専用端末として、タッチパネルディスプレイを備えた「汎用型MIMAMORI」を装着する。ただし、「PREISM非対応モデルおよび他社製トラック・バス」は、稼働支援サービスの対象外である。

【画像ギャラリー】いすゞの運行管理システム・MIMAMORIの機能と進化をたどる!(9枚)画像ギャラリー

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