3歳から15歳までのこども達の職業・社会体験施設「キッザニア」は、日本国内では2006年10月オープンの「キッザニア東京」を皮切りに、「キッザニア甲子園」（2009年3月）、「キッザニア福岡」（2022年7月）が開業している。
そのうち「キッザニア甲子園」に地元とゆかりの深い特装車の総合メーカーである極東開発工業がオフィシャルスポンサーとなって「特装車設計会社」パビリオンがこの夏オープンすることが決まった。
文・写真／トラックマガジン「フルロード」編集部、イラスト／極東開発工業
キッザニアと極東開発がコラボして開業へ
「キッザニア」は、実社会の約2/3サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並び、さまざまな仕事やサービスが体験できる施設だ。
キッザニアのコンセプトは、「エデュケーション（学び）」と「エンターテインメント（楽しさ）」を合わせた「エデュテインメント」。こども達が好きな仕事にチャレンジし、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる「こどもが主役の街」である。企画・運営はキッザニアジャパン（KCJ GROUP）が行なっている。
そんな「キッザニア甲子園」（兵庫県西宮市）に、極東開発工業がオフィシャルスポンサーとなる「特装車設計会社」パビリオンが2025年7月31日（木）にオープンする。
ちなみに、極東開発の本社は2023年2月に大阪市中央区に移転したものの、65年近く甲子園口にあり、まさに甲子園はゆかりの地である。
「キッザニア甲子園」の特装車設計会社パビリオンでは、こども達は「特装車設計士」として、「ダンプトラック」「ゴミ収集車」「車両運搬車」などの特装車の用途や構造を学び、ユーザーのオーダーに合わせて、安全に走る特装車を設計する。
「特装車設計会社」ではこんな体験ができる
体験のポイントは、
・模型を使って、特装車の用途・構造や活躍する場面について学ぶ。
・設計アプリを使って、特装車を設計する。
・設計図（ペーパークラフト）を持ち帰り、自分が設計した特装車を組み立てる……など。
極東開発工業とKCJ GROUPは、今回のパビリオンでの体験を通じて、こども達が街の中で活躍する特装車が目的や用途に応じて設計方法が異なることを知るとともに、自分自身で考え、工夫しながらものづくりの楽しさや面白さに触れ、「つくること」の奥深さや可能性を感じる機会になることを願っている。
パビリオン概要は、
パビリオン名 : 特装車設計会社
職 業 名 : 特装車設計士
定 員 : ６名／１回
所要時間 : 約30分
お 給 料 : 10キッゾ
成 果 物 : 設計図（ペーパークラフト）
体験内容 : 特装車の仕様や構造を理解し、ユーザーからのオーダーに合わせて特装車を設計する
スポンサー : 極東開発工業株式会社
オープン日 : 2025年7月31日（木）
……となっている。
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