韓国・現代自動車(ヒョンデ)は2022年9月30日、同社によるトレーラのコンセプトデザインが、世界最大規模のデザインコンペ、レッド・ドット・アワードのデザインコンセプト部門で最高賞に相当する「ルミナリー」賞を受賞したと発表した。
ヒョンデの「トレーラ・ドローン」は燃料電池+無人運転によるコンテナ輸送のデザインコンセプトで、従来のトラクタに代わって、鉄道車両のボギー台車のような「eボギー」を無人運転することでモビリティの革新を目指した。
他に電動SUVの「セブン」や「PnD」モジュラープラットフォームなど、ヒョンデは2022年のレッド・ドット・アワードのデザインコンセプト部門の各賞を3つ受賞した。
コンセプトと実車は違うとはいえ、広範な技術にわたるモビリティコンセプトで国際的な賞を受賞したのは、ヒョンデが掲げる「自動車メーカー」から「スマートモビリティソリューションのプロバイダー」への変革が進展していることの表れと言えそうだ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/現代自動車・Red Dot Design Award
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