■エレモならではの2つの付加価値機能「荷台カスタマイズ機能」と「IoT技術」とは?
HWエレクトロが販売するエレモの最大の特徴が、「荷台カスタマイズ機能」と「IoT機能」という2つの付加価値機能だ。
荷台カスタマイズ機能は、用途に応じて荷台を自由に載せ替えることができるというもの。アメリカ・トロポス社製の荷台はボルトオン式で、当初はフラットベッド、ピックアップ、ボックスの3種類を設定。将来的にはさらなるバリエーションを追加予定という。
なお、着脱は大人4名で10~15分程度で行なうことが可能だ。
いっぽう、もうひとつのIoT機能とは、インターネットを介して車両や運行の管理を行うことができるというもの。例えばスマホで車両の運行状況や充電状況を把握したり、冷凍冷蔵車の荷室温度の遠隔操作が可能。
API連携機能も備えており、独自開発したアプリケーションを組み込むことも可能だ。
最後に価格だが、フラットベッド仕様が218万9000円~275万円、ピックアップ仕様が247万5000円~303万6000円、ボックス仕様が273万9000円~330万円。ボディ単体は11万~55万円。チャージングケーブルは6万500円。
受注はHWエレクトロWEBサイトで7月24日よりスタート。納車は今年11月より行なわれる予定だ。気になるアフターサービスについてはマニュアル作成とともに全国の自動車販売店などと提携を予定しているという。
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