日野、中型トラック「日野レンジャー」を改良して新発売

日野、中型トラック「日野レンジャー」を改良して新発売
安全性と利便性を向上させ、運転をサポート
日野自動車は、中型トラック「日野レンジャー」を改良し、5月6日に発売する。今回の改良では進化した「ドライバーモニターⅡ」や「オートマチックハイビーム」を標準装備するとともに、ハンズフリー機能付きBluetooth搭載オーディオを全車標準搭載し、安全性と利便性を向上させた。
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今回、機能を向上した「ドライバーモニターⅡ」は、モニターカメラの制度を向上させるとともにカメラの設置位置をインパネ内から、より顔を認識しやすいピラーに変更。これによりドライバーの顔向き・眼の開閉状態に加えて、運転姿勢崩れも認識することが可能となった。また、サングラスやマスク装着時の検知能力も向上し、前方不注意を検知すると警報で知らせる。
夜間の運転視界支援として、ヘッドランプのハイビーム・ロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」および「オートヘッドランプ」を標準搭載し、「可変配光型LEDヘッドランプ」もエアサス車にオプション設定する。
さらに、ハンズフリー機能付Bluetooth搭載オーディオを標準装備し、ステアリングを握ったまま操作できる等、利便性も向上している。
今回発売する「日野レンジャー」は、「PCS(プリクラッシュセーフティシステム)」「VSC(車両安定制御装置)」「車線逸脱警報」を標準装備しており、全車ASV減税の対象となる。また、J-OBDⅡ(2019年9月1日より適用となる車載式故障診断装置搭載の義務化)に対応したモデルとなる。

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