フォワード、ギガと来て、今度はエルフを改良です。ここに来て、いすゞ自動車の大・中・小のトラックが一気に改良されたわけで、これはちょっと珍しいですね。フォワードやギガに比べて、今回のエルフの改良が一番大幅かも……。以下、いすゞ自動車のプレスリリースの要約です。
いすゞ自動車は、小型トラック「エルフ」の一部車型を改良し、本日より全国一斉に発売した。
今回発売する「エルフ」では、エンジンの改良やトランスミッションのギヤ比見直しに加えて、アイドリングストップ&スタートシステム「ecostop」を主要車型に標準装備、ECONOモード搭載により更なる燃費向上を図り、小型ディーゼルトラックの燃費No.1を達成した。これにより、全車で平成27年度燃費基準達成および低排出ガス車認定取得となり、2~3トン積のecostop付車では自動車重量税・自動車取得税がともに免税となる(車両総重量5トン以上の4WDを除く)。
主な特徴は、
・ 平成27年度燃費基準を全車達成
・ 2~3トン積ecostop付車で燃費基準+10%を達成し、低排出ガス認定制度と合わせて自動車重量税・自動車取得税が免税となる。(車両総重量5トン以上の4WDを除く)
・ 3トン積超2WD・車両総重量5トン超4WDで燃費基準+5%を達成し、低排出ガス認定制度と合わせて自動車重量税が75%減税、自動車取得税が80%減税となる(一部車型を除く)。
・ 4JJ1エンジンを改良し、低圧縮化と新インジェクターの採用により燃費を向上した。
・ 通常の運転操作でエンジンの自動停止と再始動が可能な「ecostop」をカーゴ系(SGグレード以上)に標準装備し、アイドリング時の燃料消費削減に貢献する。(一部車型を除く)
・ 積載状態や道路勾配を自動判別し、走行状況に合わせてきめ細かにトルクや加速度を制御するECONOモードの機能を追加した(MT車のみ)。これにより、加速中の過剰な回転数上昇を自動でカットして、不要な馬力の発生を抑制する。また、燃料噴射量を自動制御して過剰な加速を抑え、省燃費運行に貢献する。
・ 可変容量パワーステアリングポンプの採用や6速トランスミッションギヤ比の見直し、省燃費タイヤの展開拡大などにより燃費を向上した。
・ ラジエーターグリルおよびシート、ステアリングホイールのデザインを変更した。
・ DPDとサイレンサーの一体化およびフロントインテーク化により架装性を向上させた(一部車型を除く)。
……などとなっている。なお年販目標台数は4万台。
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