新型キャンター、いよいよポルトガルで生産開始

新型キャンター、いよいよポルトガルで生産開始

新型キャンターのグローバル展開がいよいよヨーロッパで口火を切った。
三菱ふそうトラック・バスは、ポルトガルの連結子会社三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe Sociedade Europeia de Automoveis, S.A.:MFTE)トラマガル工場にて、欧州市場向けの小型トラック、新型「キャンター」の生産を10月14日開始。今回のポルトガルでの生産開始は、新型「キャンター」として初の海外KD生産となる。10月14日には、ポルトガルの経済大臣、ダイムラー幹部およびMFTBC鈴木取締役会長の出席の下、生産開始のセレモニーを実施した。

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欧州市場向け新型「キャンター」は、トラマガル工場にて生産され、30カ国以上で販売される予定で、金額ベースで約50%以上の主要部品(エンジン、アクスル、サスペンション、ブレーキ、タイヤ等)を欧州各地のサプライヤーから調達している。
 
MFTEトラマガル工場における「キャンター」の生産は1980年に開始、累計約16万台を欧州各国に販売しているが、ヨーロッパ地域以外への輸出も視野に入れ、生産能力の拡大を検討している。

MFTBCは今後も新型「キャンター」を、欧州をはじめとする主要海外市場に展開する予定で、2012年末までに40カ国以上への新規市場導入を図りたいとしている。
 

 

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