小型EVトラック専用スタッドレスタイヤ「ナノエナジーM951EV」。小型EVトラック専用リブタイヤ「ナノエナジーM151EV」と同じく非対称パターンを採用する
M951EVの非対称パターン。右がリブ形状、左がブロック形状となっている。これを正しい向きで装着させEV特性に対応する。なお215/70R17.5というサイズは、小型トラックではeキャンターのみが設定している
比較試乗に用意されたeキャンターの試乗車。左がM951EV、右がM919を装着した車両
M951EVの加速している場面だが、しっかり雪を掴んで排出されており、雪柱せん断効果を発揮しているのがわかる
M951EVで旋回性能を試しているところ。EV特性に対応するため剛性が高いM951EVだが、旋回性能は申し分ないグリップ力を発揮してくれた
M919を装着した比較車両のeキャンター。剛性が高くシャープな乗り心地のM951EVに対し、M919はしなやかに挙動をコントロールしてくれるイメージだ。M919は20年以上前に発売され、最新のバランス型M939が2023年に登場した今でも現役のスタッドレスである
小型〜大型用まで幅広くサイズ展開しているM919。今ではトーヨータイヤのトラック・バス用スタッドレスタイヤでレジェンド的な存在だ
約50km/hからフルブレーキをかけて制動距離をテスト。M919比ではM951EVのほうがやや制動距離が長くなった