標準キャブの新型エルフとエルフEV。標準キャブでは30年ぶりにキャブ骨格の一新も行なわれた
ISIMのシフトレバー。パターンはスムーサーExと共通で右側ゲートにはマニュアルモードが備わる
ISIMはスムーサーExと同じくステーター付きのフルードカップリングが備わる。また、入力軸は二重構造となっており、入力軸からカウンターシャフトへ伝達するプライマリーギアは3つ(通常のMTでは1つ)。プライマリーミドルギアは偶数段用、プライマリーハイギアは5、9速用、プライマリーローギアは1、3速用だ
各段の伝達経路のイメージ。デュアルクラッチ式のISIMでは、走行中は空いているほうのカウンターシャフトと出力軸に次に使うギア段を噛みあわせておき、変速時はクラッチの繋ぎ替えだけで瞬時に完結する
トルク抜けがなくスムーズな加速を実現した新型エルフ。減速時も車速に応じて自動的にシフトダウンしていく制御が働き、ここでも変速時のトルク抜けがない安定した減速を可能にしている
最新技術をちりばめた4JZ1-TCS型ディーゼルエンジン。2999ccで150PSまたは175PS(4JZ1-TCH型)を発揮する。優れた省燃費ポテンシャルにより、変更を加えることなくJH25新燃費基準適合を達成した
標準キャブとハイキャブのEV。外観はディーゼル・EVともにほぼ同一となる