司工業が製作した、スイングボディとスライドボディの機構を合わせ持つ1台積み車両運搬車。同技術は今後、重機運搬車へも展開される予定だ
スイングボディ使用時の様子。荷台傾斜角は13.5度となっている
こちらはスイングボディ+スライドボディ併用時の様子。荷台傾斜角は10度となる
床は車載専用車らしいパンチング仕様
キャブバックのクレーンユニット後方にスイングボディの油圧シリンダーを搭載。門型フレームはスライドボディのレールユニットだ
テールゲートはサビに強ステンレス製で高さ(長さ)は1600mm。開閉は油圧で行なう
車体後端下部のアウトリガーは、スイング時にリアバンパーが地面にあたるのを防ぐためのもの。ボディを支える役目も果たす
荷台後端部の青い物体はMCナイロン製ローラー。やはりこちらもスライド時の地面とボディの接触を防ぐためのものだ
鳥居は収納性抜群の「物入れ型」で、ショルダー部にはLED作業ランプを搭載。夜間作業も安心だ
荷台前方右側のウイン技は、故障車を荷台に乗せる時などに使うもの。ワイヤー用ローラーもMCナイロン製だ
キャブバックのクレーンは古河ユニック製。吊上荷重2.93tのものだ
各種ユニットの操作は本体側の操作バルブからもできるが、無線ラジコンでまとめて行なうことも可能だ