2021年10月に発売されたいすゞギガLNG車。キャブの外装デザインはディーゼル車と共通でグリル右上に「LNGV」のバッジが備わる
ギガLNG車(右)とギガCNG車(左)。ギガCNG車は2015年に登場し、改良を続けながら販売されている
2018年4月から2019年3月に行なわれたギガLNG車のモニター走行は総走行距離25万〜35万kmにおよぶもの。燃費や使い勝手は良好のようだ
三菱商事とエア・ウォーターが開発した可搬型の小型LNG充填設備。今年4月からギガLNG車とイタリア製大型LNGトラックによる実証実験も始まる
ギガLNG車は4軸低床8×4リアエアサスシャシーがベースで、キャブは大型ハイルーフ付フルキャブ。発表写真ではウイングボディが架装されている
ギガLNG車のキャブ付シャシー。シャシー周りはLNG燃料容器、CNG燃料容器をはじめとする専用装備で埋め尽くされている
左右ホイールベース間に搭載されるLNG燃料容器は海外で実績のあるものを採用。容量は合計696Lで航続距離は1000km超を実現する
LNGの充填口は左側のLNG燃料容器の後ろに搭載。安全のためインターロック機構を備えたものを採用している
左右のリアオーバーハング部には予備のCNG燃料容器を搭載。ボンベを覆うカバーも含めてギガCNG車のものをそのまま残したかたちだ
予備のCNG燃料容器は左右で合計300Lの容量を確保。走行距離は約200kmで、万一のLNG燃料切れに備える
こちらはCNG燃料容器の充填口。CNGはBOGがないため長期間入れっぱなしにでき予備燃料として最適という
LNG燃料容器とCNG燃料容器を切り替えるスイッチは運転席に備わる
スピードメーター下部の燃料計はギガLNG専用品。LNGとCNGの各残量を別々に表示する