全世界で進むトレーラ技術の高度化。今回は特に最先端を行く欧州の最新技術をピックアップした
ワブコのITPはトレーラEBSの制御技術をさらに進化させたもの。従来の車高調整などに加えて自動ブレーキや軸重最適化などの制御が可能だ
ワブコのITPに盛り込まれるセーフモードはダンプトレーラなどが荷台を上げたまま公道に出ることを防ぐため、荷台状態を検知して速度を制御する機能
クノール・ブレムゼのiTAPはスマホからトレーラの遠隔操作が可能。写真は車高調整を行なっている場面だ
クノール・ブレムゼのiTAPの操作画面の一例。左はモード選択画面、真ん中は車高調整、右はタイヤ空気圧確認画面
ヨーストのKSSはホース/ケーブル類をプラグユニット化。接続作業を半自動化するものだ。写真はKKSのイメージ画像で、青いカバー内側にプラグユニットがある
シュミッツ・カーゴブルのトレーラコネクトはトラックのコネクテッド技術のトレーラ版。トレーラの稼働状況など各種情報を収集可能だ
ロールのアクシアルは車載トレーラ用の電動車軸。トレーラ単体でハイブリッド車のようなアシスト、蓄電が可能で燃費向上に寄与する