2024年4月から道路交通法が改正され、総重量8t以上または積載量5t以上のトラック(牽引は除く)の高速道路での最高速度が引き上げられた。トラックドライバーからは、それにともなう道路状況の変化を感じる声が多くあがっている。
今回の急ごしらえの改正自体賛否が分かれるとこだが、ここでは「最高速度引き上げ」により、道路状況にどんな影響がでているのか? また道路状況の変化にどう対応すべきか? トラックジャーナリストであり現役トラックドライバーの長野潤一氏に考察してもらった。
文/長野潤一、写真/トラックマガジン「フルロード」編集部
*2024年6月発行「フルロード」第53号より
コメント
コメントの使い方1キロ差で追い越しをする車両は、クルーズコントロールを解除したくないとのこと。
「2kmまでなら追い越し車線を走行しても良い」と解釈していて、1キロ差なら2分以内で追い越せるはずだというコメントがYouTubeにありました。
1km差に対して、その後ろに10km差、20km差の車がやってくる。10倍、20倍の速度差がある。
「安全かつ円滑に」追い越せないなら追い越す必要がないと思います。
制限速度90キロに引き上げられたならばリミッターも100キロに上げるべきでしょ?制限速度80で90、90なら100に上げないのはおかしい!大型同士の並走、高速道路の流れが悪くなり、無理な運転を誘発することになり事故増えることくらい想定してくださいな。