日本梱包運輸の我が国最長の21mフルトレーラを取材してきました!
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コラム
一昨日、埼玉県の日本梱包運輸倉庫狭山営業所を訪ね、連結全長21mの新規格フルサイズトレーラを取材してきました。従来のフルトレより2m長いこの21mフルトレは、ドーリーのないセンターアクスル方式のウイングタイプ。フルトラクタは、いすゞギガの8×4のショートキャブ(QKGーCYJ77A改)で、フルトレーラは、浜名ワークスのHFT701RA。両者とも浜名ワークスのウイングボディであるハミックを架装しています。ショートキャブのフルトラクタと連結部分の隙間が少ないセンターアクスル式フルトレーラのコンビネーションにより、総荷台長18m、総荷台容積116㎥も可能なトレーラとなっており、公道を走ることができる一般的なトレーラとしては、我が国最長かつ最も高積載な車両と言えると思います。
昨年11月から、構造改革特別区域法の規制の特例措置として、「長大フルトレーラ連結車による輸送効率化事業」の全国展開が可能となったため、日本梱包運輸では、今年2月から順次各営業所に導入をはじめ、ここ狭山営業所でもすでに5セットの21mフルトレーラが稼働しています。一昨日は、狭山営業所の松島孝之所長やドライバーさんにもたっぷり話を聞きましたが、実は別途、東京・明石町にある日本梱包運輸倉庫の本社を訪ね、黒岩正勝代表取締役にもインタビューしており、次号の「フルロード」第15号では、多角的にこの日本梱包運輸の21mフルトレーラを取り上げるつもり。多角的というのは、単に「荷物がいっぱい積めるから」という理由だけではなく、そこには、ドライバー不足や労務管理の問題、CO2削減の問題、さらに燃料高騰や他社との差別化といった課題に対する日本梱包運輸の「回答」が込められているからで、それこそが21mフルトレの一番のキモなんじゃないかと思います。
たとえば、いま「中継輸送」が話題になっていますが、日本梱包輸送では以前から中継輸送を採用しており、この21mフルトレーラの運行に際しても実に効果的に取り入れています。狭山営業所の21mフルトレは、自動車部品などの荷物を積載し、午後8時頃、鈴鹿に向けて出発します。時を同じくして、鈴鹿からも狭山に向けて21mフルトレが出発。両者は、中間地点の日本梱包運輸の静岡営業所(焼津)に到着したら、ここでドライバーは互いに車を乗り換え、狭山を出発したドライバーは狭山に向かい、鈴鹿を出発したドライバーは鈴鹿に向かうというわけ。つまり、長距離輸送であってもドライバー自身は自分のホームに戻れるので、労働時間も拘束時間もそれほど長くならず、時間が不規則な生活とも無縁になるわけです。
もちろんそのためには、会社もそれなりの準備と覚悟が必要なわけですが、トラックドライバーにとっても日本梱包輸送の21mフルトレーラは非常に興味深いものがあると思います。
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