躍動する日本車王国 インドネシア・トラック紀行 その1
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コラム
成田空港を発って7時間半。到着したジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港はさすがに暑かった。インドネシアは、1万8000以上の大小の島々からなり、面積は約190万㎢、人口は2億3800万人。首都ジャカルタはジャワ島にあり、人口は950万人。ジャカルタ首都特別州は面積が狭く、人口密度は東京の2倍におよぶそうですが、それでもジャカルタへの一極集中はとどまらず、グレーター・ジャカルタと呼ばれるジャカルタ首都特別州を取り巻く巨大な都市圏を構成。その人口は2400万人におよび、2020年には世界一の巨大都市に成長するといわれています。
……と、何だか地理のお勉強みたいな始まりですが、インドネシアはASEAN(東南アジア諸国連合)の中でもタイと並ぶ自動車大国で、しかもその約9割が日本車という日本車王国です。特にトラックに関しては、日野、三菱ふそう、いすゞ、UDトラックスの4社がしのぎを削る大激戦区で、各社とも東南アジアの主戦場として力を入れる市場でもあります。この地のトラック事情、交通事情は、とても興味深いものがありましたが、それはまた次回からおいおいと……。
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