キャンターと! ベルリン商用車センター〜シェーネフェルト国際空港を走る

キャンターと! ベルリン商用車センター〜シェーネフェルト国際空港を走る
ベルリンの商用車センターの見学会は続く。
過密スケジュールとは聞いていたが、ゲップが出るほどのボリュームだった。
sn071502.jpg
見学会の合間には、三菱ふそう「キャンター」の試乗会も。サービス工場で話を聞いているときにも、ちらちらとそれらしきクルマが見えていたのだが、諸事情により「乗れないかもしれません」と聞かされていたので、まずは試乗ができてよかった。見知らぬ街で、よく知ったクルマに乗るのは不思議な気持ち。ともかくキャブに乗り込み、まずは現地スタッフのドライビングで試乗に向かう。
sn071504.jpg
試乗コースは、ベルリン商用車センターの南方、ブランデンブルク州にあるシェーネフェルト国際空港(管轄はベルリン)を折り返し地点とした約10km。一般道、アウトバーンを含む。路面電車の線路や街路樹、建物の雰囲気は、ベルリン中心部とはうってかわって穏やかになる。制限速度がこと細かく設定されていて、それに合わせて車速調整を行ないながら走る。途中でアウトバーンに接続。
sn071505.jpg
シェーネフェルト空港はブランデンブルク国際空港として再開発される計画だが、計画の遅れにより今も工事が続いている。実際にどこでドライバーを交代したのか忘れてしまったが、今回はその建設中のシェーネフェルト国際空港のターミナル駐車場付近でしばし、写真の撮影を行なって、再び商用車センターに戻った。
sn071503.jpg
キャンター欧州仕様「7C15(GVW11t、7.5t積み)」型。写真はディーゼルで、試乗車はエコハイブリッドだった。左ハンドルやワイドミラーのほか、一部メカニカルな仕様変更も施されている。でも走りの感触は、日本仕様と同じか、ほぼ同じレベルのようだ。日本のトラックで欧州のトラックに混ざって走るのは感動的。正直もう5倍くらい走ってみたかった。(SN)

最新号

【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

今号では、昨年2月中旬から出荷を再開した日野プロフィアの2024年モデルに試乗。燃費性能と安全性能もアップし、新設計AMTで走りも別モノに進化した新モデルの実力に迫ります。また、「だれでもトラック」いすゞエルフミオEVの公道試乗を実施。AT限定普通免許で運転できるEVトラックの魅力をお伝えします。大好評の「働くクルマの大図鑑」は、飲み物を運ぶその究極のカタチ「ボトルカー」を特集しました。ボトルカーの構造から製造工場のレポート、知られざる歴史、さらにはeキャンターのボトルカーの試乗レポートまで盛りだくさんの内容になっています。