キャンターと! ベルリン商用車センター〜シェーネフェルト国際空港を走る
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レポート
ベルリンの商用車センターの見学会は続く。
過密スケジュールとは聞いていたが、ゲップが出るほどのボリュームだった。
見学会の合間には、三菱ふそう「キャンター」の試乗会も。サービス工場で話を聞いているときにも、ちらちらとそれらしきクルマが見えていたのだが、諸事情により「乗れないかもしれません」と聞かされていたので、まずは試乗ができてよかった。見知らぬ街で、よく知ったクルマに乗るのは不思議な気持ち。ともかくキャブに乗り込み、まずは現地スタッフのドライビングで試乗に向かう。
試乗コースは、ベルリン商用車センターの南方、ブランデンブルク州にあるシェーネフェルト国際空港(管轄はベルリン)を折り返し地点とした約10km。一般道、アウトバーンを含む。路面電車の線路や街路樹、建物の雰囲気は、ベルリン中心部とはうってかわって穏やかになる。制限速度がこと細かく設定されていて、それに合わせて車速調整を行ないながら走る。途中でアウトバーンに接続。
シェーネフェルト空港はブランデンブルク国際空港として再開発される計画だが、計画の遅れにより今も工事が続いている。実際にどこでドライバーを交代したのか忘れてしまったが、今回はその建設中のシェーネフェルト国際空港のターミナル駐車場付近でしばし、写真の撮影を行なって、再び商用車センターに戻った。
キャンター欧州仕様「7C15(GVW11t、7.5t積み)」型。写真はディーゼルで、試乗車はエコハイブリッドだった。左ハンドルやワイドミラーのほか、一部メカニカルな仕様変更も施されている。でも走りの感触は、日本仕様と同じか、ほぼ同じレベルのようだ。日本のトラックで欧州のトラックに混ざって走るのは感動的。正直もう5倍くらい走ってみたかった。(SN)
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