航続距離1000kmに向けての新技術
GenH2は、2023年から液体水素を用いる技術の試験を実施する計画だ。水素は気体だが、液化することで体積が1/800にできるため、航続距離の拡大に不可欠で、リンデ社との協業で取り組んでいる。
水素はマイナス253℃で液化することから、車載のために真空断熱ステンレスタンク×2本を導入する。シャシーフレームのホイールベース間の左右に断熱タンクを設置するが、充填する水素を重量換算すると1本あたり40kg(2本で80kg)となる。
さらに2039年までに、欧州、米国、日本において、Tank to Wheel(燃料タンクから車輪まで)のカーボンニュートラルを達成させたい考えだ。
【画像ギャラリー】世界最先端の燃料電池トラックを画像でチェック!!【IAA Transportation 2022】(4枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方