スカニアやボルボFHを乗りこなし、現在は営業所の所長を任されているめぐみさんに、先ごろ開催された「ジャパントラックショー2026」でお気に入りの出品を探してもらいました。すると、ありましたありました!! 「これはスゴい!!」という逸品が……。トレーラ乗りの目線が光るジャパントラックショーレポートです。
文/元トレーラ乗りのめぐみさん
写真/トラックマガジン「フルロード」編集部
これが噂の……
今回のジャパントラックショーは、2年前のショーと同じような感じの出品物がちょいちょい目につきました。この2年で画期的な変化とか大発明は少なかったのかな? と感じながら見て回っていたら、ありましたありました!
私が気になったのはボルボFH2026年モデルのミラーレスの電子式サイドミラー「カメラモニターシステム」です。
噂ではちょろちょろ聞いてはいたのですが、小耳に挟んでいただけの感想は「慣れるまで見にくいんじゃないの?」とか「壊れたら終わりじゃん!」といったネガティブなものがほとんど。
でもジャパントラックショーで使い方や機能等を説明してもらいながら体験したみたら「めっちゃめちゃスゴイ! 早く実用化してほしい!」という感想に一気に180度変わりました。やはり何事もまずはよく聞いたり体験したり、自分から歩み寄ってちゃんと知ろうとしないとダメですね。
大した情報も知識もないまま思い込みとかイメージで決めつけたりしたらダメ! という生き方についての反省にもなりました(笑)。
高機能ぶりにびっくり!
そんな人生の反省はさておき、ボルボFHのカメラモニターシステムの感想は……?
まず、スカニアとかボルボに乗って来た者としての「あるある」なんですが、助手席側の一部にあった死角が解消されました。ちゃんとカメラに写っていて見える~。左への車線変更も合流もこれなら安心安全です。
ホント、あの左側の死角ゾーンは超注意しないと軽自動車1台分くらい一瞬丸っと見えなくなったりしてたので、この効果、大きいです。
カメラモニターシステムのモニターも大きくて見やすいし、両サイドのピラーのところにモニターがあるので、今までのミラーを見る感覚での目線の動きの癖のままで見ることができます。習慣を変えることはないので「つい、ミラーの癖で……」といった癖デメリットは発生しないと思います。
スゴかったのは暗い時! はっきりモニターで見えちゃうんです! スタッフの人が真っ暗の中、ヘッドの後ろ(4mくらいかな?)に立って手を広げて、「おーい!」って見えるかどうかの確認動作をしてくれたのですが、真っ暗なのに後ろで手を広げている状態の指の1本1本まで鮮明に見えていました。
もー、真っ暗でこんなに鮮明に見えちゃったらマーカー要らずですよ。私の会社は特車案件で夜間輸送(特殊車両通行制度では「通行時間帯条件」が付される)が多く、夜間に現場入れとかあるのでこの機能大活躍間違いなしです。
あとは、これは体験できなかったので実際に見ていませんが、トレーラで台車を繋いで曲がる際、台車折ってミラーから見えなくなってたやつです。カメラには追従機能みたいなのがあって、台車をミラーで追ってくれるらしいんです! これ、体験したかった~。
これがあれば巻き込み事故などに対しても安心でしょう。バックの際、台車を追ってくれる機能と、台車を追わずに固定する機能が変えられるらしいので、トレーラ乗りの皆様、もーこのカメラがあれば左バックも怖くない! これによって、うっかりぶつけるリスクかなり減ると思います。
雨の日にカメラに水滴がついて見にくくなるんじゃないかという不安もあると思いますが、これも大丈夫です。ちゃんとミラーヒーターならぬ、カメラヒーター付いてるので水滴や曇りとかの心配もご無用です。ホント、機能はビックリするくらい最高です!


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