アイドリングストップでトラックの室内は地獄です!! 海コン運ちゃんの猛暑の夏の過ごし方

■ウチワじゃどーにもならない! 悲惨なアイドリングストップの思い出

 先ほど、自分は1本のウチワで猛暑をしのいでいると書きましたが、それは、会社がアイドリングを禁止してない、出入りしている現場が運転手に対して優しいところが多いといった理由から、特別な装置は「欲しい」けど「必要ではないかな?」って感じで、とりあえずはウチワ1本でなんとかなってます。

 でもやっぱり、ウチワではどーにもならない時もありまして、今でも忘れられない出来事があります。今から9年前、2012年7月18日の出来事です。この日は、静岡県西部の都市にあるベッドメーカーの工場に、40ftの輸入コンテナを持って行きました。

 本来このコンテナは、都内の工場だか倉庫だかに持って行く予定だったんですが、そこが火災に遭って使えなくなり、急遽、最終的な納品先であったベッドメーカーの工場に持って行くことになったようなんですね。

 朝から快晴で、その頃に乗っていたヘッドには外気温計が付いていなかったため、正確な気温はわからないものの、Webで過去の気温を調べてみたところ、最低気温は25.1℃、最高気温は31.8℃と、こんなような日でした。

外気温40度を示したトラックの液晶ディスプレイ

 着指定時間は朝9時で、その時間から作業が始まったんですけど、その瞬間から「エンジン切って!」なんて言われ、暑さとの戦いが始まりました。「取りあえず寝てしまえ!」ってことで、ハンドルに足を上げて寝てみたものの30分くらいで汗ダクになって目を覚まします。

 「いや~、こりゃムリだ」ってことで、ヘッドから降りて、近くにあった木陰に……。座って涼むってよりは、「あしたのジョー」状態でグッタリしていると、現場の人間から「そーゆーのヤメてもらっていいですか? クルマの中で待っていてください」なんて言われ、灼熱のヘッドの中に強制送還されました。

 当たり前なんですけど、何もしなくても汗が出てくるし、ウチワで扇いだところで涼しくなるワケでもなく、ありゃーキツかったです。結局、作業が終わったのは昼の12時チョット前。太陽がカンカン照りの中、3時間近くも灼熱の車内に居ることを強いられましたから、現場を出る時なんてフラフラな状態。

 「この会社のベッド、ゼッテー買わねーぞ! このヤロー」なんて思ったもんです(笑)。来年、自分は50歳になります。今まではウチワでしのげても、来期の夏はどーかな? 我が家の財務大臣が許可してくれたら、来年は空調服とか試してみようかなぁ……なんて思っている49歳の夏でした。

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