いまさら聞けないタイヤの基礎 ラジアルタイヤとバイアスタイヤは何が違う?

ラジアルタイヤへの移行

 道路整備や車両の進化により移動速度は高速化してきました。タイヤに求められる性能もシビアになり、高過重・高回転に耐えられるタイヤとなると、必然的にラジアルタイヤへの移行となってまいります。

 また、強度を高めるためにコードを増やしたバイアスタイヤは路面からの突き上げをモロに受け、コードが増えた分、タイヤ本体の重量も増してしまいます。その結果、乗り心地と燃費が悪化します。

いまさら聞けないタイヤの基礎 ラジアルタイヤとバイアスタイヤは何が違う?
バイアスタイヤの表記。タイヤサイズの中にハイフン(-)があればバイアスタイヤです
いまさら聞けないタイヤの基礎 ラジアルタイヤとバイアスタイヤは何が違う?
ラジアルタイヤの表記。タイヤサイズの中にある「R」はラジアルのRです

 バイアスタイヤの欠点である走行により発生する熱を克服するため、強い内部構造を持ちながら、しかもしなやかなラジアルタイヤへと進化したものと考えて良いと思います。

 これは、ラジアル配置による少ないカーカスコードと、それを締め上げて補強する役目をするベルトにより、軽量かつ高剛性のタイヤができるからです。

 ラジアルタイヤは製造が複雑でコストもかかるタイヤですが、乗り心地もよく長持ち。さらにより安全で低燃費です。

 抵床化でタイヤが薄くなっても荷重を支え、しっかり仕事をするラジアルタイヤは、例えるならアイドルが俳優やお笑いまでこなすようなパーツなのでございます。

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