トラックドライバーの誇り その36
私は、その経験が数えきれないほどあります。お昼、または夕方になって、その日は走る予定ではなかった時、配車係から打診をされる……。その時の自分の体調を考え、受諾する……。しかし、三重県の伊賀盆地で積み込み、いざ走ってみると眠気が急に襲ってきて、伊賀のサービスエリアでスタミナ定食を食べた後ダウン。日付が変わってから出発なんてことはザラでした。また、同様に、東名阪の御在所SAでもあります。
かといって、体がだるく眠気が差しているので、一旦は断ったものの、再度の打診で受ける……。が、案外一気に関東まで走れた……。このような経験は枚挙にいとまがありません。
つまり、その時の体調と走る時間帯の体調はかなり違うということです。もちろん、こんな話はドライバー同士の会話でよく出てきます。私だけではありません。
判断基準は、やはりその前の運行時の休憩や休息時間、仕事の内容等の具体性のあるもので決めるのが妥当です。
配車係によっては、前日の荷物のことさえ知らない、また、どんな状態で荷降ろしをしたのかさえ聞かない者がいます。そんな者が、ドライバーに対する注意を怠っていると、ドライバーから疑われるのは当然です。評判の悪い配車係は、必ずそのような者です。
さて、ではどうすればドライバーに無理をさせないで、やっていくのか? 皆さんが思い描いている通りのことを実行に移すだけです。
その議論は次に譲りましょう。
トラさんのブログ「長距離運転手の叫びと嘆き」
http://www.geocities.jp/boketora_1119/
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