三菱ふそう新中型路線バス「エアロミディ」試乗記 その1
三菱ふそうトラック・バスがこのほど発表した新型中型路線バス「エアロミディ」に試乗する機会を得ました。同車は全幅2.3m×全長9.0mの中型ノンステップバスで、三菱ふそうバス製造(MFBM)製の車体に中型トラックに使われている6M60(T3)型エンジンを搭載した三菱ふそうオリジナルモデルです。わざわざオリジナルと呼ぶのは、2008~2010年の新長期排ガス規制対応時期は当時相互供給契約を結んでいた日産ディーゼル工業(当時)より、同社製のシャシーに西日本車体工業製ボディを組み合わせ、三菱ふそう製(6M60T型)エンジンを搭載したモデル(複雑ですな)の供給を受けていたからで、今般の契約終了に伴い、07年まで使用していたMFBM製ボディを復活させたのが今回の新型というわけです。ちなみにUDトラックスは現在バス事業を休止。日野自動車といすゞ自動車は、共同で立ち上げたジェイ・バスの統合車種として両社が各セグメントごとに開発を分担しながらそれぞれのモデルを両ブランドで展開しており、独自のフルラインナップを擁する国産バスメーカーは三菱ふそう1社となってしまいました。(つづく)
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