プロローグランでガス欠、トラック部門54位
この日スタートに臨んだのは2輪車121台、クアド(4輪バイク)18台、4輪車69台、小型バギー47台、改造範囲の広い小型バギー45台、トラック55台の合計355台である。
コースはビバーク周囲の丘陵に建設機械で設えたもので距離は13km。路面は基本的にグラベルだが、走行によってコーナー部などには深いワダチができ、スタート順の遅い車両には走りにくい状態となっていた。
足慣らしとも言うべきこのショートステージに臨んだ日野600シリーズは走り出して間もなくガス欠症状に見舞われてストップ。ゴールはできたものの、順位はトラック部門の54位にとどまった。
本格的競技の端緒となる1日の第1ステージは同地を基点としたループコースで368kmの競技が行なわれる。シーキャンプのビバークに戻った車両はトラブルへの対処とともに入念な点検整備を受けていた。
チームメンバーのコメント
菅原照仁
ガス欠症状は少々残念でしたが、これからが長い本番。気持ちを切り替えてしっかり頑張ります。
染宮弘和
今日のコースはナビゲーターの仕事は殆どありませんでした。でも明日はサウジ初開催の2020年に走ったエリアを逆向きに南下するようなので、様々な路面の出てくる難しいSS(競技区間)となりそうです。
望月裕司
燃料系のトラブルはエア抜きをしても再発。燃料の搭載量が少ないと発生しやすいようです。初日からメカニックとして作業してしまいました。明日からですね。
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