異なる機能の融合で1台2役を実現!? 日野レンジャーベースの1台積み車両運搬車の特徴とは?

ほとんどの乗用車が収まる荷台寸法

 ベース車両は、吉橋自動車が用意した先代日野レンジャーFD系4×2シャシー。目標スペックは、ほとんどの乗用車が収まる内法長5500mm以上と内法幅2200mm以上で、登録は「車載専用車」として行なう。

 車載専用車とは、自動車以外のモノが容易に積めない荷台構造や、サイドアオリの高さ150mm以下といった要件を満たすことで、リアオーバーハングの長さがホイールベースの2/3まで認められるもの。一般用登録だと1/2までしか認められないので、荷台の長さが若干短くなる。

 荷台は3方開で、床は車載専用車の構造要件に合わせた仕様。取材は車検前だったため荷台寸法は仮計測だが、目標の内法長5500mm以上と内法幅2200mm以上を確保。「鳥居」と呼ばれる前壁は4カ所の収納スペースを備え、ショルダー部にLED作業ランプも備える。

 荷役時に歩み板(スロープ)として使用するテールゲートはサビに強いステンレス製で、高さ(長さ)1600mm。開閉機構は油圧式だ。床面地上高は1070mmで、荷台傾斜角はスイング時13.5度、スイング&スライド時10度となっている。

【画像ギャラリー】ユーザーこだわりの荷台仕様にも注目! 司工業の1台積み車両運搬車の特徴をチェック!(12枚)画像ギャラリー

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