日本のトラックは箱型の「バンボディ」が主流。しかし、荷台の3方を「アオリ」と呼ばれる柵で囲った「平(ひら)ボディ」もまだまだ健在だ。フルオーダーメイドで製作される平ボディは、「つくりボディ」と呼ばれ、ちょっと特別な存在に位置付けられる。
平ボディは、荷台が開放されているため、荷物の長さ・幅・高さに関する制限がほとんどないのが特徴。また、側方・後方・天井のどこからでも積み降ろし可能なため、高い汎用性を誇る。
いっぽう、平ボディでありながら、荷台を囲ってしまっているものも存在。その代表格が「幌(ほろ)付き平ボディ」だ。幌付き平ボディは、精密機械などのデリケートな荷物を風雨から守るため、荷台を厚手の布で囲ったもの。平ボディとバンボディの中間的存在といえる。
文、写真/フルロード編集部
【画像ギャラリー】本文未掲載詳細写真あり!! 平ボディとバンボディの長所を取り入れたスペシャルトラック!