新型キャンター ファーストインプレッション

新型キャンター ファーストインプレッション

昨日の報道発表会において、新型キャンターで東京ビッグサイトの周りをぐるっと一周試乗させてもらった。

試乗車両はドライバンを架装した標準キャブ仕様車。ダミーウエイトはゼロで、空車状態である。パワートレーンは130PSの3L直6ターボ4P10<T2>エンジンと、つり下げ式ツーペダルからつながる機械式6段AT「DUONIC」の組み合わせ。新型キャンターは新開発5段MTもあるが、約90%がこのDUONIC搭載車になるという。

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4P10とDUONICの組み合わせはなかなかのもの。今回走行した東京ビッグサイト周辺の平坦な道路では、発進&停止以外にセレクトレバーを触ることはほとんどなかった。DUONICは現時点で最高のAMTではないかと思う。唯一セレクトレバーを動かした場面は、減速時にエンジンブレーキをかけようとシフトダウンしたときなのだが、本来はブレーキと連動して自動でシフトダウンする機能を活かすべきだったと思う。

4P10はトルクがうりうり湧いてくる感じがとても好みだ。走行モードはノーマル、エコの両モードを試した。それなりにラフにシフトするノーマルモードはパワフルだし、早めのシフトアップ・遅めのシフトダウンを行なうエコモードも空車状態ならまったく気にならないレベルだった。(永沼)


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