現場の安全とドライバーの快適性
新型VNXでは安全性プラットフォームもVNLやVNRで導入されたものを継承しており、最新の先進安全システムにより安全性をさらに高めた。
トラック周辺の歩行者を検知する前方歩行者検知機能は標準装備、トラックやトレーラの横に人がいる状態で車線変更・ドア開閉を試みた場合に警告するブラインドスポット検知機能はオプション装備だ。またキャブ全体の俯瞰映像を提供する360度カメラシステムは、周囲の状況認識能力を大幅に向上させる。
超高張力鋼を従来より3割以上多く使用し、メーカーが設定する許容GVW(車両が耐えられる定格荷重)は16万ポンド(72.6トン)に達する。また、ミキサー車やクレーン車など、精密な操作が必要なアプリケーション向けに、時速5マイルまでの低速時に外部からトラックをコントロールするリモートステアに対応した。
運転席側にはサイドカーテンエアバッグ(インフレータブルカーテン)を標準装備しており、北米のボケーショナルトラックに同様の装備を提供するのはボルボだけだという。
ドライバーを中心に据えて設計したキャブは、騒音と振動を抑制するとともに、ステアリングアシストのボルボダイナミックステアリング(VDS)によりドライバーの負担を軽減している。VDSは路面の不整を自動で補正して優れた操縦安定性をもたらす機能で、オンロード系にも搭載するがボケーショナル系で本領を発揮する。
エンジンは実績のあるボルボD13型をベースにしており、出力は最大540hp、最大トルク2600Nmを発揮する。またボケーショナルで特に重視されるエンジンブレーキは、最大630hpの制動力をもたらす。エンジンは来年から適用開始予定となっている米国環境保護庁のEPA2027排出ガス基準に適合している。
さらに、史上最もコネクテッドなトラックでもあるそうで、全車が工場出荷時から4Gテレマティクスゲートウェイを搭載する。
リモート診断機能でトラックを常時監視することで、故障により使用不能になる前に警告を行なうほか、ソフトウェアおよびパラメータの更新はリモートプログラミングにより無線で配信され、ソフト更新のために修理工場に立ち寄る必要はなくなった。
新型VNXの発売時期については、今年中に発表することにしている。
【画像ギャラリー】ボルボの新型VNXトラックを画像でチェック!(5枚)画像ギャラリー





コメント
コメントの使い方