日野の中型トラック「レンジャー」が一部改良! 240PSエンジンへの一本化でシャシー架装性もアップ!!

アドブルータンク移設で特装シャシーが拡充

ジャパンモビリティショー2025で参考出品されたレンジャー2026年モデルのアドブルータンク。形状を変えたうえで新たに前輪直後、BSIS用ミリ波レーダーのアンテナの背後に搭載することで、アウトリガ架装を阻害しないようになっている(写真:フルロード編集部)
ジャパンモビリティショー2025で参考出品されたレンジャー2026年モデルのアドブルータンク。形状を変えたうえで新たに前輪直後、BSIS用ミリ波レーダーのアンテナの背後に搭載することで、アウトリガ架装を阻害しないようになっている(写真:フルロード編集部)

 26年モデルでは、従前は190PS~260PSにわたっていた展開車型を、240PSエンジンならびに6段MTおよび6段トルコンATで継承するため、シャシーレイアウトの改良と車型ラインナップの再編が行なわれている。

 シャシーレイアウトの変更は、240PSエンジンへの集約に伴い全車装着となる尿素SCR用アドブルータンクの形状を改め、その搭載位置を左前輪直後へ改めたもの。トラック架装クレーンや高所作業車など、アウトリガを備える架装物のマウントでアドブルータンク移設改造が不要になるため、納期とコストの圧縮につながる改良だ。

 車型ラインナップは、従前の旧190PS/210PS車(HC-SCR搭載車)と直近の旧240PS/260PS車(尿素SCR搭載車)で2分していたモデル展開を新240PS車に統合・再編するもので、その中でもクレーン架装用カーゴシャシーは拡充となっている。

 いっぽう、自動変速機からプロシフト6(6段AMT)の設定がドロップ、従来のAMT車は6段トルコンAT車へ移行した機種と、廃止でMTのみとなった機種がある。それとは別に、フルキャブ積載量8.5トン車型FEの7段MT車、フルキャブ積載量4トン車型FDの総輪エアサス車も廃止となった。

 さらに当年モデルでは、ワイドキャブ積載量9.0トン車型FG、同11.5トン3軸6×4車型GKが設定されないという。一定の需要がある車型だけに、今後の動向が気になるところだ。

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