151体のクマの彫刻をドイツからシンガポールへ
高さ約2メートル、151体の等身大のクマの彫刻が世界ツアーを開始したのは2025年6月だった。ドイツのベルリン近郊、ビュスターマルクからシンガポールまで約1万kmの旅だ。
耐候性グラスファイバーでできた彫刻は「ユナイテッド・バディ・ベアーズ」として知られるアート作品で、平和と寛容というメッセージを込めて2002年にベルリンで始まった。151体それぞれに異なる国のアーティストが模様を描き、その国の文化とアイデンティティを象徴している。
DHLはこのアートの安全な輸送を監督した。総重量は合計37トンに及ぶ大型の作品となるため、国際海上コンテナ8台に詰め込まれたあと、クレーンでトラックに搭載し、まずはハンブルク港に輸送。そこからクマたちは海路でシンガポールに移動し、2か月間の展示を通じて国際理解を促進するという使命を果たした。
捨てられたヒヒ救う
2025年11月、中東・バーレーン発、東アフリカ・ジブチ行きのDHLの飛行機には珍しい乗客が乗っていた。若いオスのヒヒ、サドゥーンだ。サドゥーンは2024年にバーレーンで捨てられ、危篤状態にあるところを保護された。生後わずか3カ月だった。
バーレーンにヒヒは生息しておらず、野生動物の違法取引の被害者だった。1年以上をかけた治療により命の危機は脱したが、種に適した環境を必要としており、ジブチへの移送が行なわれた。空路でジブチに到着したサドゥーンはジブチ市近郊の保護施設に入居した。
猿の仲間であるヒヒは社会性を築くために仲間を必要としており、サドゥーンはメスのヒヒと新しい家を共有している。新しい環境はサドゥーンがいつか自由に生きられるよう新しい環境に適応するチャンスを与えている。
コパ・リベルタドーレスの優勝トロフィー
南米で最強のサッカーチーム決めるCONMEBOLコパ・リベルタドーレスの決勝のために、DHLは2025年11月にそのトロフィーを輸送した。パラグアイにあるCONMEBOL(南米サッカー連盟)本部から、リベルタドーレス決勝戦が行われたペルーのリマまでの旅だ。
公式物流パートナーのDHLは約1メートルのトロフィーを、セキュリティロックを備えた特注金属ケースに入れて輸送し、その輝きが失われないよう常に手袋を着用して取り扱った。
リベルタドーレスの優勝チームには、FIFAクラブワールドカップの出場権が与えられるため、南米各地の強豪クラブが激闘を繰り広げる。その決勝戦は数百万人が熱狂するクラブサッカーのハイライトで、興奮したファンはケースに密封されたトロフィーの写真を撮って、特別な瞬間を共有していたという。
なお、今年のリベルタドーレスはブラジルのチーム同士の決勝戦となり、リオデジャネイロのCRフラメンゴがサンパウロのSEパルメイラスを破りトロフィーを手にしている。
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