専用コースを新設する狙い
自動運転技術を高め、早期の実用化につなげるためには、実際の公道での走行を通じて質・量ともに充分なデータを収集することが不可欠になっている。
この膨大なデータによるAI学習を進めることで、自動運転車両の認識や判断の精度を高めるとともに、未検証の交通状況を抽出して検証を重ねることで安全性を向上させることができる。
ただし、安全上重要かつよりシビアなシナリオでのデータ収集については、リスクを極力回避するためにも、公道と同じ環境を忠実に再現した専用テストコースが必要である。テストコースでは多様な走行シナリオを用いて徹底した検証と改良を重ね、自動運転の確かな安全性と信頼性を築いていく狙いがある。
なお、本テストコースの設置に先立ち、8月27日(水)にIHPGの建設予定地で地鎮祭を執り行ない、関係者約40名が出席。
いすゞグループの自動運転技術開発の指揮を執るいすゞ 常務執行役員 開発部門EVP 上田謙は「自動運転事業は将来のいすゞの収益の柱。いすゞグループは、事故ゼロ社会の実現に向けて、安心・安全なモビリティの未来を切り拓いていくため、本テストコースの運用を通じて、自動運転技術の発展に貢献していく」と挨拶。
また、常務執行役員 開発部門VP 佐藤浩至は「本テストコースは、いすゞグループが世界の商用車の自動運転をリードしていくために不可欠な設備。数年後には、オープンイノベーションのハブとして、さまざまな企業・組織がともに研究・開発する自動運転の聖地となることを願っている」と挨拶した。
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