ボルボグループは2023年8月31日、人間のドライバーを乗せない完全無人の大型トラックによる商用輸送をノルウェーの鉱山で開始した。ボルボの自動運転部門が車両・インフラ・ソフトウェアなどを含む無人運転ソリューションを鉱山会社に提供する形だ。
実証実験などでは自動運転車両にも安全のためのドライバー(セーフティ・ドライバー)が乗務することが多いが、ドライバー不在の商用輸送は、システムを開発したメーカーが安全に対する責任を負う。その意味では技術的なブレイクスルーにとどまらず、新しいビジネスモデルの登場でもある。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/AB Volvo・Volvo Autonomous Solutions
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