4月26日の今日、日野自動車の2023年3月期の決算発表が行なわれたのですが、その中でちょっと衝撃的な発表がありました。
5年前にVW傘下のTRATON(トレイトン)社との間で結ばれた「戦略的協力関係構築の枠組みに関する合意書」を解消するというのです。
TRATONといえば、旧フォルクスワーゲン・トラック&バスグループで、傘下には、ドイツのMAN、スウェーデンのスカニア、米国のナビスター・インターナショナル、ブラジルのフォルクスワーゲン・カミニョイス・イ・オニブス、さらにデジタルソリューションサービスのRIOなどを有する世界的な商用車グループの一角。
百年に一度の大変革が進行する中、このアライアンスは肯定的に受け止められていましたが、なぜ今、解消なんでしょう? なにはともあれ発表された情報を速報します。
文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部
コメント
コメントの使い方この提携が深化して久しぶりに欧州車の血を受け継いだ日野車が誕生するかも、と期待していただけに残念です。
「知識が得られました」「気づき・学びを得ております」という成果は5年間もの期間一体何をやっていたんだ、と思える薄い表現と思いました。「知識や気づき・学び」を得る程度なら、提携するまでもなく意見交換やベンチマークでできることでしょう。なんと労多く功少ない「ベンチマーク」をしていたのか…。