日本ミシュランタイヤはトラックバス用省燃費タイヤ「X MULTI Energy Z」(ミシュラン エックスマルチエナジーゼット)を2023年3月20日より発売開始する。
文/フルロード編集部 写真/日本ミシュランタイヤ・フルロード編集部
省燃費タイヤ、ミシュラン「X MULTI Energy Z」の特徴
今回発売するミシュラン「X MULTI Energy Z」は大型車の中・長距離向けに開発されたタイヤで、ミシュランテクノロジーの採用によるロングライフ性能と新コンパウンドによる低転がり抵抗性能を両立した省燃費タイヤ。
その特徴としては、
1.ライフ性能の向上
ロングライフ性能が向上。ローテーション回数を抑制し省メンテナンスに貢献し、ダウンタイムを削減
2.低転がり抵抗性能
新コンパウンド採用により、低転がり抵抗を実現。燃料消費を抑制し、燃料コストおよびCO2排出量の削減に貢献
3.ミシュランテクノロジーの採用
インフィニコイルテクノロジー、レジニオンテクノロジー、デュラコイルテクノロジーの採用により、優れた耐久性を実現
となっている。
X MULTI Energy Zに採用されたミシュランテクノロジーのインフィニティコイルとは、カーカスとトレッド部の間にタイヤ回転方向に対してワイヤー材を平行に巻き上げ構成したコイル部材のこと。
またレジニオンは、ミシュランのタイヤモールドに活用される金属3Dプリンティングが可能にした、タイヤの摩耗が進むにつれて新たに溝が生まれる技術である。
いっぽうデュラコイルは、ビードワイヤーの周りを包むテキスタイルで、部材間の応力と動きを抑制させる効果をもたらしている。
3月20日より発売するマルチエナジーゼットは、大型トラックで主流の275/80R22.5サイズを展開。価格はオープンとなる。
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