社内体制の是正に動きだした日野自動車! 開発業務プロセスを改革へ

 認証不正行為に対する社内改革を進めている日野自動車が、あいついでその改善策を発表している。

 同社は9月2日、製品の企画・開発・量産までの業務プロセスを改革し、そのプロセスを運用するための体制づくりも進めていくと発表した。

文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/日野自動車、トラックマガジン「フルロード」編集部

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業務プロセス改革と運用担保の確立を図る

信頼回復へ向けて、社内体制の是正に着手した日野自動車

 日野自動車は、認証不正問題の原因とされる企業風土の問題、社内体制の不備などの是正に向けた取り組みを進めており、8月30日に「信頼回復プロジェクト」の発足を発表した。

 同日、企業風土改革の一環として「パワハラゼロ活動」をスタートさせたほか、小型トラック用エンジンの認証業務で、トヨタ自動車に協力拡大を要請するといった、業務適正化を明らかにしている。

 今回の業務プロセス改革は、日野自動車の開発能力と、開発から量産開始に至るスケジュールをそれぞれ踏まえ、業務能力に見合った上で合理的な企画・開発を進めることと、業務の適正さの根拠となるデータ(エビデンス)の保存・保管の徹底を目指す。

改革を確実にする外部監査も導入

 すでに、開発機能と認証機能の分離によるチェック機能の強化と、関連する業務ルールの整備が実施されているが、それに加えて、外部監査を必要とする品質マネジメントシステム(QMS、ISO9001など)を導入した業務プロセスを構築することで、運用の確実性を目指していく。

 さらに、このQMSの実効性を担保するため、製品の出荷時の品質だけではなく、開発・設計の時点から品質保証部門の関与を強化し、製品品質が担保できる体制へ改めるという。

 また、規定類や規格・基準などに対する情報収集の強化とその情報の共有を徹底するとともに、法規要件に不可欠な設備の管理など、開発業務で不可欠なインフラの整備や維持についても強化する。

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