横浜港のCONPAS活用の取り組み
いっぽう、国土交通省関東地方整備局では、国際コンテナ戦略港湾・京浜港(東京港、川崎港、横浜港)の国際競争力強化を図るため、コンテナ輸送の効率化、生産性向上に向けた取り組みを推進している。
横浜港では、2017年度より港湾関係者で構成する「ICTを活用した横浜港コンテナ輸送効率化検討会」を定期的に開催。2020年度までのCONPASの本格運用開始を目指して試験運用を実施してきた。
試験運用は2017年度より南本牧地区と本牧地区で始まり、これまでにCONPASを活用したコンテナ輸送効率化の試験運用を8回実施。2021年4月には、ついに南本牧ふ頭コンテナターミナルでCONPASの本格運用をスタートしている。
今回の本牧ふ頭D1コンテナターミナルでの試験運用は、南本牧ふ頭コンテナターミナルに続くもので、トレーラの特定時間帯への集中を分散・平準化させることを実現するための運用方法を確立するのが目的。
国土交通省では、横浜港での運用結果を踏まえて他港にもCONPASの導入を拡大予定としており、今後の動向にも注目だ。
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