主な機能と対象車種
DoCoMAPはNTTドコモが提供する位置情報サービスをベースに富士運輸が開発した、運送業に特化した車両の動態管理システム。
NTTドコモのGPS端末を車両に取り付けることにより、位置情報がシステムに記録される仕組みだが、データ連携によりデバイスを追加する必要がなくなるため、利用者の負担が軽減される。
今回の連携で利用できるのは次のような機能だ。
- リアルタイム車両位置情報
- 車両の速度表示
- 13ヶ月分の走行履歴
- Google Mapsベースのユーザーインターフェース
- 運行管理業務に適した機能を搭載
- ドライバー向けの運行記録アプリ「DoCoMAP PLUS」対応
位置情報や車速データだけでなく、今後はテレマティクスサービスを通じて取得できる多様なデータを連携させて行く予定。
なお、テレマティクスサービスを搭載する対象車種は次の通り。
- 大型トラック「スーパーグレート」2017年モデル以降
- 中型トラック「ファイター」2019年モデル以降
- 小型トラック「キャンター」2020年モデル以降
- 電気小型トラック「eCanter」
- 大型観光バス「エアロクィーン」「エアロエース」2019年モデル以降
- 小型マイクロバス「ローザ」2021年モデル以降