小麦粉を安心&スピーディに運ぶ! 微粉体輸送のスペシャリスト、小麦粉バルク車とは何者?

■台数は少ないがコンスタントな生産を維持! 長い歴史を誇る小麦粉バルク車のシャシーとは?

小麦粉バルク車の王道はGVW22t級シャシーをベースとするタンク容量21立方メートルタイプ(写真)。このほかGVW25t級シャシー、中型シャシーがベースものもあるが、トレーラは需要がない

 小麦粉バルクは、GVW(車両総重量)22t級の大型シャシーをベースとするタンク容量21立方メートルタイプが主流。このほかにも、GVW25t級シャシーがベースのタンク容量29.7立方メートルタイプや、中型シャシーをベースとするものも少数が存在する。

 ただし、工場に入っていけないなどの理由からトレーラタイプの需要はないという。なお上述のグラニュー糖バルク車やケミカルバルクトレーラなど、小麦粉バルク車以外のダンプ併用式バルク車にはトレーラタイプも存在する。

 小麦粉バルク車の製造を行なう架装メーカーは少なく、現在はタンクローリで有名な昭和飛行機工業が需要の大半を担っている。生産台数は年間40〜50台と、同社の主力製品であるタンクローリに比べればそう多くはないが、コンスタントに需要があるという。

昭和飛行機工業が1978年に開発した同社初の小麦粉バルク車。それまで小麦粉は通常のバルク車で運ばれていたという(写真提供 昭和飛行機工業)

 余談だが、同社が西ドイツのスピッツァ社と技術提携してバルク車(粉セメント運搬用)を開発したのは1968年のこと。小麦粉輸送も当初は通常のバルク車で行なわれていたが、同社が国内初のダンプ型小麦粉バルク車を開発した1978年以降は小麦粉バルク車が主流となったという。

【画像ギャラリー】高くダンプアップするタンクは迫力満点!! 我々の食生活を支える小麦粉を運ぶ小麦粉バルク車を見る!!

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