「日野オートプラザ」が今日からリニューアルオープン

「日野オートプラザ」が今日からリニューアルオープン

今では「日野自動車はむかし乗用車もつくっていたんだよ」なんていってもピンと来ない若い人もいると思いますが、中には日野コンテッサ1300クーペの現車を目の前にして涙ぐむ年配の来場者もいます(笑)。 以下、そんな日野自動車のミュージアム「日野オートプラザ」のリニューアルオープンのインフォメーションです。
 
日野自動車は、トラック・バスのミュージアム「日野オートプラザ」をリニューアルし、4月1日(月)にオープンした。
「日野オートプラザ」は1996年に開館し、日野のものづくりの足跡を紹介する施設として、自動車愛好家や地域の人々をはじめ多くの人が訪れている。今般創立70周年を機に、開館以来初となる本格的な改装を行ない、時代の移り変わりとともに進化してきた日野のトラック・バスの展示を通じて、人々の暮らしを支える商用車についてより理解を深めていただける施設として生まれ変わった。
 
今回の改装にあたり、館内に新たに精巧なジオラマと1/10サイズの車両模型で当時の様子を再現。日本のトラック輸送・バス輸送の歴史を当時のトピックとあわせて振り返る年表も引き続き展示し、時代のニーズに応えてきた日野の歩みを紹介するとともに、社会の発展とともに人々の生活を支えてきたトラック・バスの活躍ぶりを感じてもらえるような展示を新設。また、子供向けに180cm四方の大きな「トミカタウン」(タカラトミー社製)も設置し、「はたらくクルマ」が街中で活躍する様子も楽しめる。最新技術の映像展示も新たに導入し、これまでも展示していた安全性能シミュレーターとあわせてトラック・バスの最新技術や将来像にも触れられる施設となっている。
 
屋内外の展示スペースには、初の国産量産トラック「TGE-A型トラック」(レプリカ)をはじめ、日野のルーツでもある航空機や自動車のエンジン、日野が開発・製造した唯一の乗用車「日野コンテッサ」や日野車のタフさを体現するダカールラリー参戦車など、日野のものづくり精神を象徴する車が揃う。昔懐かしいボンネットバスには実際に乗ることもできる。さらに今後、世界初の市販ハイブリッド車であるHIMR(ハイエムアール)ディーゼル電気ハイブリッドバスも仲間入りする予定である(初展示)。
 日野ジオラマ20130328_1.jpg

ジオラマ模型の展示(2階)
 

日野実車20130328_2.jpg

車両展示(1階)
 
■日野オートプラザ

所在地
 〒192-0916 東京都八王子市みなみ野5-28-5
開館時間
 10:00~16:00 (入館は15:00まで)
休館日
 日曜日、第1・3土曜日 (年末年始、ゴールデンウィーク、夏期連休)
  ※祝祭日は開館している
入場
 無料/予約不要 ※団体の場合は予約が必要
館内施設
 <カフェ・シャノン> 風景を見ながら喫茶・飲食を楽しめる
 <ミニカーショップ> 展示してあるミニカーを購入できる(一部非売品あり)
   ※営業時間はいずれも10:00~16:00
アクセス
 <JR中央線をご利用の場合>
   八王子駅南口よりタクシーにて15分/西八王子駅よりタクシーにて15分
 <JR横浜線をご利用の場合>
   八王子みなみ野駅よりバスにて5分
   (京王バス宇津貫折返場行き「みなみ野五丁目南」停留所より徒歩5分)
 <京王線をご利用の場合>
   めじろ台駅よりタクシーにて10分
 <車を利用の場合>
   八王子ICより国道16号にて30分 ※駐車場あり
ホームページ
 http://www.hino-global.com/j/link/autoplaza/index.html
一般の人からの問合せ先
 TEL 0426-37-6600

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