高速道路A1号線を北上。朝のリスボン方面は渋滞しているが、夕方は逆に下り線が渋滞していた
高速道路A1号線を北上
高速道路A1号線を北上。9月のポルトガルは暖かいが、山あいの区間で霧に遭遇した
霧の中ですれ違った、上り線をゆくキャンター塵芥車
高速道路A1号線からA23号線で北東方面へ向かう
A23号線を降りてアブランテスの市内へ。アブランテスはこの地域の中心都市で、交通の要衝でもあるが、山あいの小都市なので坂道とカーブが多い
アブランテスとトラマガルを結ぶ唯一の直通路・国道118号線。幅員が広くない片側一車線のワインディングロードが6km続く。ちなみに国道は、アブランテス駅そばの鉄道橋脚をくぐるのだが、橋脚幅はクルマ1台しか通れないほど狭い
トラマガルの街角。ポルトガルは20年以上前の経年車も多い。同国では新旧さまざまなキャンターをよくみかけるが、トラマガル市内ではFE1キャンターまで現役だった。また、写真のいすゞ・Nシリーズや、かつて商用車を同国で生産していたトヨタのダイナ、同じく隣国スペインで生産していた日産のキャブスターもよくみかける
トラマガル工場・ラダーフレーム組立工程
トラマガル工場・シャシー組立および艤装工程
トラマガル工場・キャブ溶接組立工程。キャブの大物スチール部品は、全量が川崎工場でプレスされたものである
トラマガル工場・キャブ艤装工程
トラマガル工場・最終組立工程
トラマガル工場・最終組立工程。最終組立の次が完成検査工程である
完成車プールで出荷を待つキャンター
トラマガル工場のAGV。部品を載せた台車を、セミトレーラのように牽引している
トラマガル工場のAGV。こちらはカラになった搬送用ジグをAGVに載せている
「キャンターの樹」。9本のブドウの苗木で、トラマガル工場で42年間勤めてきた前社長(2006~2021)のローザ氏が21年末に植樹したもの
「キャンターの樹」は、9本それぞれがトラマガルで生産されたキャンターを表している。写真は、三菱自工との正規委託生産契約に基づいて初めて生産されたFE1キャンターの樹
トラマガルから帰りの国道118号線ですれ違った三菱の「L300」トラック。日本でいう「デリカ」である。かつてバンとともにトラマガル工場でCKD組立が行なわれていた車種の一つで、このクルマもよくみかけた